ちょっとのんびり・おくつろぎの絵
「みんとふぁくとり~」blog。 絵とネコと音楽な生活。
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ずめの子がぴのの方を見ると、ぴのはまだ空を見上げていた。

「ゆうびんバードさん?」

その言葉に、ぴのはハッとした。
振り返ると、そこには笑顔のすずめの子がいた。

「ゆうびんバードさん、どうもありがとう。お父さん、ぼくの近くにいたんだね。
 明日はお父さんに話しかけてみるよ。 それじゃあ、またね。」 

すずめの子はそう言うと、家の方にかけて行った。



ぴのはまた夜空を見上げた。

天国がどこにあるのかずっと探してたのは、すずめの子じゃなくて、ぼくの方かもしれないと思った。

空の星達は、いつもより瞬いているように見えた。
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~おわり~




これで、ぴのの「天国への手紙」のお話しはおしまいです。
読んでくださったみなさん、
いつもコメントをくださったみなさん、
ほんとうにありがとうございました。

前にも書いたけど、このお話しはワタシの書いたものではありません。
ワタシは、絵を描くのは好きだけど、文章はニガテなのさ。
、、、それは、どうでもいいとして。

この文章の作者さんから、こんなメッセージをもらいましたよ。
ど~ぞ~。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 

『ゆうびんバードと天国への手紙』を最後まで読んでいただいてありがとうございました!
毎日毎日みなさんのコメントを読むのが楽しみで仕方がありませんでした。
多くの方が感動してくださったという事実、そしてなにより、
ぴの自身の、みなさんの中での存在の大きさに驚きました。
本当に、ありがとうございました。

ぴのの1~3話をリアルタイムで読んでくださっていた方は、どのくらいいるのでしょうか。
ご存知のことと思いますが、私はゴッチャマン(あいうえお)ではありません。
ゴッチャはいま、光となって、私達のそばにいてくれています。

この、『天国への手紙』は、お話でもありますが、ある意味事実でもあります。
そんな物語に共感したり、感動してくださったみなさんに、本当に感謝しています。

これからも、きっとぴのは空を飛んでくれると思います。
いままでと変わらない、温かい目で見守っていてください。
本当にありがとうございました。

最後に、
ぴのの原作者であるゴッチャマンと、
素晴らしい絵で命を吹き込んでくれたみんとさんに、
改めて感謝と尊敬の意を表します。


ぴのの新しい親より。

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のは、ゆうびんバックから手紙を取り出した。
すずめの子から預かってた手紙だ。

「きみががんばって書いた手紙なんだから、きっとお父さんも読んでみたいと思ってるに違いないよ。
 だから、『お父さんの姿が見えてる』今、手紙を送ろうよ。」

すずめの子はしばらく動かなかったし、言葉も出なかった。
でも、夜空に流れ星が流れてたのに気づいたすずめの子は、コクンとうなずいた。
早く手紙をちょうだいって、お父さんが言ってるように見えたから。

ぴのは持ってた黄色い風船に手紙を結びつけると、すずめの子に渡した。

「本当に大切な人に手紙を渡したいときは、やっぱり自分の手で渡さないとね。」
ぴのは微笑みながら言った。
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すずめの子は風船がついた手紙を受け取ると、星の中でもひときわ輝いている星を見つめながら思った。

「ちゃんと読んでね、お父さん。」

すずめの子は、風船から手を離した。
ふわりふわりと、ゆっくり空へと風船は上っていった。
そのうち、どれが風船なのか星なのか、わからなくなってしまった。
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のはクスッと笑った。

「言ったよね。近づきすぎたら見えないって。
 お父さんは、きみのことをずっと見守ってくれてるんだって。

 おひさまが出てるとき・・・きみが元気に外で遊んでるときはね、
 お父さんも『天国』から見てるだけじゃつまらないから、
 きみのすぐ近くまで来てるんだよ。」

「すぐ近く・・・?」

すずめの子が尋ねると、ぴのはそっと言った。

「きみが外で遊んでるときに、心地よく吹いてくれる風、
 きらきらと包み込んでくれる光・・・近づきすぎたら見えないもの。
 そう、それがお父さんだよ。」


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二人を、またふわりと風が包み込んだ。

すずめの子は、小さな声で言った。
「じゃあ、お父さんはずっと僕と一緒に居てくれてるってこと?」

ぴのは優しく答えた。

「そうだよ。・・・だから、本当は手紙なんて書かなくても良いんだよ。
 きみが話してる言葉は、ちゃんとお父さんに聞こえてるんだから。
 でも、夜はお父さんだって、お休みしたいんだよ。 きみがベッドで眠るみたいにね。
 だから、夜は星になって、空に居るんだよ。
 でも、この手紙・・・。」







ぴののお話しも、残すところあと2回。
( 「え?そうなの?」 「そうなの」 )
よくぞみなさん、ここまで読んでくださいました。
いや、ほんとに、ありがたや。

で。明日ですが。
とうとう、ハハが退院できることになりました。
なにも起きなければ、ですけど。
そゆわけで、迎えにいったりとバタつきますので、明日はお休みするでごじゃります。

4/16追記
昼前、無事に退院してきましたよー。
ほんとにみなさん、ありがとう。
 
「それはね・・・・・星だよ。」

ぴのはまた夜空に目を移していた。


「夜になると、空にはたくさんの星達が出て来てくれるよね。
 季節によって場所が少し変わることもあるけど、毎晩だいたい同じ場所に出てくれる。
 ずっと、空に居てくれるんだ。

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 もちろん、雨が降ったりしてるときは見えないけれど、それは雲に隠れてるだけで、
 ちゃんと雲の上には居てくれてるんだよ。

 あったりなかったりするんじゃない。 
 星は、空に、そこに、いつも居てくれるんだ。」


少し冷たい風が流れた。
でも、それが気持ち良くも感じられた。

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すずめの子はすっと息を吸い込むと、ぴのに聞いた。
「でも、おひさまが出てるときには、星は見えないよ?」



 
「ぼくはね、きみの手紙を天国のお父さんのところへ届けるために、
 『天国』をずっと探してたんだ。

 雲の上にも行ってみたし、虹の上にも行ってみようとしたよ。

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 でもね、そしてぼく初めて知ったんだ。

 雲って、本当は遠くから見てるような雲じゃないし、
 虹も、本当に近づきすぎたら見えなくなっちゃうんだ。

 遠くから見てるからこそ見えるものもあるし、
 近づきすぎたら見えなくなってしまうものもあるなんてね。

 それにさ、雲も虹も、ある時とない時があるだろう?
 『天国』からきみのお父さんはずっときみのことを見守ってくれてると思ったから、
 あったりなかったりする雲や虹の上は 天国じゃないと思ったんだよ。

 それでね・・・。」

ぴのはすずめの子に目を移した。

「見つけたんだ。天国の場所。」




すずめの子は、ごくりと息を飲んだ。

ぴのの言ってることはちょっと難しかった。

でも、天国がどこなのかを知りたいという気持ちが、
すずめの子を駆り立てた。

まばたきも出来ないほど、ドキドキしていた。



 
いたのは、野原だった。
暗くて花は見えなかったけど、空に輝く一面の星が、お花畑のように見えた。

こんな風に星を見上げるのは、いつぶりだろうと、すずめの子は思った。

空は、こんなにも広くて、こんなにも近かったっけ・・・。


そんなことを考えていると、ぴのが口を開いた。
「ごめんね。きみからの手紙、まだお父さんに届けられていないんだ。」

すずめの子は、なにも言わなかった。
やっぱり無理なんだ、という悲しい気持ちでいっぱいになった。

「でもね、」
と、ぴのは続けた。
「今からきみと一緒に手紙を届けようと思うんだ。」

二人の間に、ふわっと風が流れた。
まるで二人を包み込んでくれてるみたいだった。

すずめの子は口を開いた。
「『どこへ』手紙を届けるの? なんでゆうびんバードさんは手紙を届けてくれなかったの?」

ぴのは、そっと空を見上げた。
一面の星空が、まぶしいほどに輝いていた。
すずめの子の質問には答えなかった。
すずめの子も、空を見上げた。

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「きれいだね。」

すずめの子はぽつりと言った。

すずめの子は、星空に吸い込まれてしまいそうだった。
こんなに空はきれいだったかな。


気がつくと、ぴのがじっとすずめの子を見ていた。
すずめの子が不思議そうにぴのの目を見ると、ぴのはまた星空に目を移し、そして話始めた。







 
ずめの子が、またぴのの家にやってきた。
それは、ぴのから手紙をもらったからだ。

『今夜、ぼくの家に来てください。   ゆうびんバードのぴのより』

それしか書いてなかった。
その手紙は、すずめの子の部屋の窓に、そっと差し込んであった。

どうして、ゆうびんバードさんは、直接お話してくれなかったのかな?

すずめの子は不思議に思っていた。
でもきっとそれは、お母さんに秘密にするためだからだと思った。



すずめの子がぴのの部屋をとんとんと叩くと、扉が開いた。
すずめの子の目に映ったのは、やさしく微笑むぴのの顔と、ひとつの黄色い風船だった。

「さぁ、ちょっと出かけようか。」

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ぴのはそういうと、黄色い風船を持ったまま外に出てきた。
ぴのの肩には、ゆうびんバックがそっとかけられていた。

すずめの子は、そのままぴのについて行った。








 
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れは、なんて星だったっけ・・・。
あぁ、そうだ。金星だ。
あれはなんだっけ、そうそう、オリオン座だ。
ずっと前にぽろんちゃんが遊びに来たときに、教えてくれたんだっけ。

ときどき、星がきらきらと瞬いているような気がした。
そんな星達を、ぴのはずっと眺めていた。

星を見ながら、ぴのはいろんなことを考えた。
すずめの子のこと、雲のこと、虹のこと、そして、天国のこと・・・。

ぴのは、はっとした。 そして、嬉しくなった。

いつの間にか、また朝が来ていた。
ぴのは、急いで家から出かけて行った。
手には、ゆうびんバックは持っていなかった。






「豆本作るんだったら、どのお話しがいい?アンケート」
(な、長いっ!)
に、たくさんの返答を、ありがとうございましいた。

正直言って、ぴのが、こんなにたくさんの皆さんのココロの中にいるとは思ってなかったので、ものすごーーーくカンゲキでしたよ。

で。
豆本は、三作とも作ろうと思います。
またハッキリとした値段が決まったら、あらためてご用聞きしますので、
そのときはよろしくお願いしますなのだ。



 

みんと

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