すずめの子がぴのの方を見ると、ぴのはまだ空を見上げていた。
「ゆうびんバードさん?」
その言葉に、ぴのはハッとした。
振り返ると、そこには笑顔のすずめの子がいた。
「ゆうびんバードさん、どうもありがとう。お父さん、ぼくの近くにいたんだね。
明日はお父さんに話しかけてみるよ。 それじゃあ、またね。」
すずめの子はそう言うと、家の方にかけて行った。
ぴのはまた夜空を見上げた。
天国がどこにあるのかずっと探してたのは、すずめの子じゃなくて、ぼくの方かもしれないと思った。
空の星達は、いつもより瞬いているように見えた。

~おわり~
これで、ぴのの「天国への手紙」のお話しはおしまいです。
読んでくださったみなさん、
いつもコメントをくださったみなさん、
ほんとうにありがとうございました。
前にも書いたけど、このお話しはワタシの書いたものではありません。
ワタシは、絵を描くのは好きだけど、文章はニガテなのさ。
、、、それは、どうでもいいとして。
この文章の作者さんから、こんなメッセージをもらいましたよ。
ど~ぞ~。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
『ゆうびんバードと天国への手紙』を最後まで読んでいただいてありがとうございました!
毎日毎日みなさんのコメントを読むのが楽しみで仕方がありませんでした。
多くの方が感動してくださったという事実、そしてなにより、
ぴの自身の、みなさんの中での存在の大きさに驚きました。
本当に、ありがとうございました。
ぴのの1~3話をリアルタイムで読んでくださっていた方は、どのくらいいるのでしょうか。
ご存知のことと思いますが、私はゴッチャマン(あいうえお)ではありません。
ゴッチャはいま、光となって、私達のそばにいてくれています。
この、『天国への手紙』は、お話でもありますが、ある意味事実でもあります。
そんな物語に共感したり、感動してくださったみなさんに、本当に感謝しています。
これからも、きっとぴのは空を飛んでくれると思います。
いままでと変わらない、温かい目で見守っていてください。
本当にありがとうございました。
最後に、
ぴのの原作者であるゴッチャマンと、
素晴らしい絵で命を吹き込んでくれたみんとさんに、
改めて感謝と尊敬の意を表します。
ぴのの新しい親より。
